Apple Storeがレゴのアイデア企画に登場 1万投票獲得で商品化のチャンス、iMac G3などの隠し要素も
レゴファンのアイデアを製品化する企画「LEGO IDEAS」に、レゴでできた「Apple Store」が登場した。ユーザーからの投票を決められた期間内に1万件以上集めると製品化のチャンスを得ることができ、同作品は5月30日時点で3300件以上の票を集めている。
レゴファンのアイデアを製品化する企画「LEGO IDEAS」に、レゴでできた「Apple Store」が登場した。ガラス張りの外観を表現した店舗の正面には、大きなAppleのロゴが。店の中には「青いシャツ」を着た店員が立っていて、長い木の机に置かれた最新のiPhone、iMacなどが並んでいる。
これは、2008年に日本で「LEGO CUUSOO」としてスタートした応募企画「LEGO IDEAS」に寄せられたもので、決められた期間内にユーザーからの投票が1万件以上集まると、製品化のチャンスを得ることができる。同作品はレゴファンのlegotrumanさんと2A2Aさんの共同作品で、タイトルは「APPLE STORE」。legotrumanさんが5月22日に投稿し、5月30日時点で3300件以上の票を集めている。
作品は特定の店舗をモデルにしているわけではなく、多くの象徴的な店舗に共通する特徴を取り入れてデザインしたという。店内の1階部分には、iPhone、iMac、MacBookの他、棚に並ぶ白い箱、花の形に配置したヘッドフォン、観葉植物などが。2階にはカラフルなApple Watchのディスプレイや、グラデーションがかかった大型スクリーンが配置されている。
店の後ろの壁にはAppleの歴史を象徴するさまざまなデバイスへのオマージュが隠れており、裏側から2階部分と後ろの壁を取り外すとiMac G3、iPod mini、AirPods、Apple Watch、Apple Vision Proの「サプライズ」を見つけることができる。また、店舗の屋根や正面のガラス張りの壁も簡単に取り外せる。
決められた期間内に1万件の投票が集まるとレゴによる審査が実施され、審査に通ると製品化となる。レゴアイデアWebサイトの「APPLE STORE」作品ページから投票できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
LEGOの説明書を読んで組み立てるAI、米スタンフォード大などが開発 家具やMinecraftでも応用可能
米スタンフォード大学と米MIT(Massachusetts Institute of Technology)、米Autodesk AI Labの研究チームは、LEGOの組み立て説明書をロボットでも理解できる機械語に変換する学習ベースのモデルを開発した。
Epic GamesとLegoが子どものためのメタバース構築で提携
「Fotnite」のEpic Gamesとレゴブロックで知られるLEGO Groupが、子どものためのメタバース構築で提携した。「子どもの幸福のためにメタバースを設計する」としている。
ラズパイでレゴ制御 拡張基板「Raspberry Pi Build HAT」スイッチサイエンスが発売
ラズパイで「LEGO Technic」のモーターやセンサーを制御する拡張基板が登場。
LEGO、プライド月間に7色+αの「みんなサイコー!!」セットを発売へ
LEGO Groupは、プライド月間開始の6月1日に、「Everyone is Awesome」(日本では「みんなサイコー!!」)セットを世界で発売する。LGBTQIA+を表す多様な色とヘアスタイルの11体のミニフィギュア付きで34.99ドル(約3800円)。
レゴがコロナ禍で2桁成長できたワケ キーワードは「マリオ」と「大人レゴ」
2020年、レゴは世界全体の売上が7600億円となり、対前年比で13%増加した。好調な業績をけん引したのが「マリオ」とのコラボ商品だったという。コロナ禍の2020年をレゴジャパン社長が振り返る。


