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「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも 荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)

「最近の小型軽量カメラは動画ユーザーを意識しすぎ。私は動画よりも静止画を撮りたいんだー」という人に超おススメのカメラが登場した。富士フイルムの「X-T50」である。

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 レンズは16-50mmで撮影。キットレンズのXC 15-45mmよりディテールの描写力は高い。そういう意味でもこっちがおすすめだ。


いつものガスタンク。フィルムシミュレーションはPROVIAでDR AUTOという設定で撮影した。ディテールまできっちり表現されていて良い写りだ(16-50mm 16mm 1/640秒 F8.0 ISO250)

 携帯時のサイズやコスト優先ならXC-15-45mmのレンズキットが、画質や性能、使い勝手優先ならXF 16-50mmかな。


XC 15-45mmを装着し、AUTOモードでさくっとランチを撮ってみた。気軽なスナップに向いている。フィルムシミュレーションはREALA ACE(15-45mm 45mm 1/140秒 F5.6 ISO400)

見逃せないAFの進化

 X-T30/IIからX-T50になって進化した点として見逃せないのがAF周り。他のXやGFXで搭載された被写体検出AFがのっかってきたからだ。

 人物かそれ以外かで排他的なのがちょっと気になるけど、被写体検出をオンにすると動物・飛行機など6種類。AUTOモードの時は被写体自動検出がある。


被写体検出をオンにすると6種類から被写体を選べる。人物検出は別項目になっているが、できれば一体化してほしかった

鳥を指定したら、フィギュアの鳥でもちゃんと瞳を検出してくれた

 まずは動物からいこう。

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