自動運転ベンチャーTuringが15億円を追加調達 累計60億円に 計算基盤の整備に活用
自動運転ベンチャーのTuringが、約15億円を調達したと発表した。これにより、同社の調達総額は約60億円になった。4月の調達と同様、資金は大規模計算基盤の整備や、人間の介入なしに都内を30分走行できる自動運転システムの構築などに充てる。
自動運転ベンチャーのTuring(東京都品川区)は7月1日、約15億円を調達したと発表した。これにより、同社の調達総額は約60億円になった。4月の調達と同様、資金は大規模計算基盤の整備や、人間の介入なしに都内を30分走行できる自動運転システムの構築などに充てる。
今回の資金はエイチ・アイ・エスや京セラ、サッカー元日本代表で、実業家としても知られる本田圭佑氏が手掛ける投資ファンドX&KSKなど11社から調達した。Turingは2021年設立。マルチモーダル(画像や言語など複数の入力ソースを扱える)な大規模言語モデルの活用により、標識や道路標示を理解できる能力などを持った自動運転車の実現を目指している。
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