KADOKAWAグループ、セキュリティエンジニア募集中 最大年収800万円 「0→1を経験」
6月に受けたサイバー攻撃がネット上でさまざまな反響を呼んでいるKADOKAWAグループは7月3日現在、セキュリティエンジニア職の求人を求人サイトに掲載している。最大年収は800万円という。
6月に受けたサイバー攻撃がネット上でさまざまな反響を呼んでいるKADOKAWAグループは7月3日現在、セキュリティエンジニア職の求人を求人サイトに掲載している。同グループのインフラ開発・運用業務などを担う子会社・KADOKAWA Connected(東京都千代田区)の社員を募集。セキュリティエンジニア職の最大年収は800万円という。
求人は複数の媒体で掲載中で、Google上の記録によると6月24日ごろから募集を始めたようだ。「doda」で掲載している求人の仕事内容には「グループ全体や業界に寄与する情報セキュリティマネジメントシステム構築」「全社的にガバナンスを見直す変革期」「0→1を経験」などと記載。予定年収は592万円〜800万円としている。
詳細な職務は「情報セキュリティ管理体制の構築と運営」「情報セキュリティ関連文書整備」「情報資産管理」「情報セキュリティに関する教育、啓蒙活動」「情報セキュリティ実施状況のモニタリング」「情報セキュリティアセスメントによる課題抽出」「情報セキュリティ相談対応」「情報セキュリティインシデント対応」などとしている。
応募の必須条件は「情報セキュリティマネジメントシステムに関する知識と設計の経験」「情報セキュリティ関連文書の作成、整備の経験」「情報システム構成(ネットワーク/サーバ/アプリケーション/クラウドなど)の知識や理解」の3つ。他に関連資格を持っている人やインシデント対応経験者は歓迎するとしている。
募集背景には、「KADOKAWAグループではこれまで(情報セキュリティや情報管理を)各社で個別運用していたが、ガバナンス強化やコンプライアンス強化を目的に、グループ横断での情報セキュリティ管理体制の構築や社内規定の見直しを図っている」などと説明。数年単位を想定した新たな情報セキュリティ体制の構築を目指す。
勤務地は、東銀座オフィスか五番町オフィス。在宅勤務やリモートワークも相談可能という。
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