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老舗百貨店、大丸松坂屋が「高級アバター」を販売するワケ 「Ado」のイメージディレクターも参加(1/2 ページ)

7月3日から5日まで東京ビッグサイトで開催中の「コンテンツ東京」に一角だけ、のれんに岩に砂利敷に法被を羽織ったスタッフに、和を全面に押し出したブースが異彩を放っていた。出展主は老舗百貨店の大丸松坂屋百貨店、扱うのは「高級アバター」という。

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 7月3日から5日まで東京ビッグサイトで開催している「コンテンツ東京」の一角に異彩を放つブースがあった。のれんに、砂利敷の上に置かれた岩、そして法被を羽織ったスタッフ……和を全面に押し出している。その主は老舗百貨店の大丸松坂屋百貨店で、扱うのは「高級アバター」という。


東京ビッグサイトで開催されている「コンテンツ東京」に出店した大丸松坂屋百貨店のブース

ブースデザインは、大丸松坂屋百貨店の店舗デザインを手掛けるチーフデザイナーによるもの

ブースの一角を占める砂利敷と存在感しかない岩

 大丸松坂屋百貨店が展示したのは、VRChatで利用できるオリジナルアバターで、2023年10月に百貨店業界初の取り組みとして販売を開始。アバターの相場はおおよそ1体3000〜5000円程度とされているが、大丸松坂屋のものは一桁多い2万8000円から。複数のクリエーターが参加しており、現在12体を販売。アーティストAdoさんのイメージディレクターを務めるORIHARAさんの作品もあるという。


大丸松坂屋百貨店が販売するアバターの原画。現在12体を販売中

右手前に見える黒枠の2枚は、Adoさんのイメージディレクターを務めるORIHARAさんが手掛けたもの

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