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SAPジャパンの偽サイト「sapjp.com」に注意 過去に保有していたドメインを第三者が取得、なりすまし被害に
SAPジャパンは、同社が以前保有していたサイトが第三者企業によって取得され、なりすましサイト化している事例を確認したと発表した。
SAPジャパンは、同社が以前保有していたサイトが第三者企業によって取得され、なりすましサイト化している事例を確認したと発表した。「sapjp.com」というドメインのサイトは偽サイトだとして、アクセスしないよう注意を呼び掛けてる文書を、7月3日付で公表した。
SAPジャパン公式サイトのURLは「https://www.sap.com/japan/」、ニュースセンターは「https://news.sap.com/japan/」。このドメイン以外で同社のコンテンツを掲載しているサイトは、無断転載によるなりすましサイトという。
SAP関連のワードを検索した際、なりすましサイトが表示されることがあり、特に「〜sapjp.com」と表示されるサイトに注意を呼び掛けている。
こうしたサイトにアクセスすると、「不審なサイトへ誘導される可能性や、気付かないうちに有害なソフトウェアがダウンロードされ被害が発生する可能性がある」としている。
同社はこうしたサイトについて、関係各所に削除の申し入れを行っているという。
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