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コーエーテクモHD、上半期の業績予想を修正 売上ダウンも純利益1.5倍 「金融市場を注視して運用した」
コーエーテクモホールディングスは、2025年3月期中間連結会計期間の連結業績予想を修正すると発表した。売上高は380億円から350億円と下方修正したが、営業利益は80億円→100億円、経常利益は130億円→200億円、純利益は100億円→150億円に上方修正した。
コーエーテクモホールディングスは10月21日、2025年3月期中間期業績予想(4月1日〜9月30日)の連結業績予想を修正すると発表した。売上高は380億円から350億円と下方修正したが、営業利益は80億円から100億円、経常利益は130億円から200億円、純利益は100億円から150億円に上方修正した。
同社は売上高と営業利益の修正の理由について「計画と比べ、パッケージゲームのリピート販売やスマートフォンゲームの収益が増加したこと、費用が減少したことなどから、売上高、営業利益の連結業績予想を修正した」と説明。一方、利益については「金融市場の動向を注視しながら運用を行ったことで、営業外収支が計画を上回る見込み」と報告している。
通期の連結業績予想については、第3四半期以降にかけて発売予定の新作ゲームタイトル、世界経済や金融市場の動向を考慮した結果、当初予想から変更はないと説明している。
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