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小さくて廉価で動画もしっかり 富士フイルム「X-M5」は3つの顔を持つカメラだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/7 ページ)

富士フイルムが11月下旬に発売する「X-M5」は、小さくて軽くてお気軽スナップ撮影やお気軽動画撮影に向いたカメラである。動画も撮れて、しかも比較的安価。

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AUTOのまま被写体検出は動物、フィルムシミュレーションは「ACROS」で撮ったのだった。ACROSはいい感じの白黒写真を撮ってくれる。レンズはレンズキットのXC 15-45mm(15-45mm 45mm 1/140秒 F5.6 ISO6400)

 レンズキットのXC 15-45mmもコンパクトな電動ズームだ。XマウントのレンズにはXFとXCの2つのシリーズがあるが、XCは廉価なモデルと思えばいい。質感はともかくとして軽くて安い。


レンズキットのレンズはXC 15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ。手ブレ補正付の電動ズームだ

 今回は基本的にオートモードで撮ってみた。とりあえずいつものガスタンク。


AUTOモードでフィルムシミュレーションはPROVIA。青空の鮮やかさは富士フイルムっぽい(15-45mm 15mm 1/1800秒 F5.6 ISO320)

ラーメンに半炒飯というセットをさくっと。料理は色をちょっと鮮やか目にしたいってことでフィルムシミュレーションはVelviaで(15-45mm 30mm 1/100秒 F4.7 +0.3 ISO2000)

 人物もオートでいっちゃいます。


曇天下でポートレート。曇天下でもいい感じに肌の色が出るのは富士フイルム。フィルムシミュレーションはProvia(15-45mm 30mm 1/100秒 F4.5 ISO250)

 電車もオートでちゃんと認識してくれた。レンズはXC 50-210mmの望遠ズームを使用。道外と認識するとシャッタースピードも上がるのがありがたい。


AUTOモードのままでもちゃんと列車のフロント部を捕まえ、列車マークが出てる点に注目

AUTOで連写した中の1枚。動体と認識してシャッタースピードが1/600秒まで上がった(その分ISO感度も上がってちょいとざらついてるけど)。フィルムシミュレーションはREALA ACE(50-210mm 101mm 1/600秒 F5.4 +0.3 ISO12800)

 ちなみにISO感度は最高でISO12800。拡張ISO感度としてISO51200まで上げられる。

 夜は夜景と認識してくれる。

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