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キヤノン「EOS R1」詳細レビュー プロ向けフラグシップ機は“さすがの性能”だった:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/8 ページ)
キヤノンのフラッグシップ機「EOS R1」。待望のプロ向けカメラである。発売前の機材をいち早く使わせてもらったのでここでレビューしたい。
電子シャッターでの連写時は最大20コマ遡ってのプリ撮影もできるため瞬間を逃さない。
また電子シャッター時は最高で1/64000秒まで上げられる。
もちろんボディ内手ブレ補正搭載。中央部で約8段、周辺部でも約7.5段という。スローシャッター時に中央のブレは止まってるけど周辺部が……ってカメラが多い中、その辺もちゃんとフォローされている。
ISO感度は最高でISO102400だ。
こちらはISO20000で撮った猫。室内で動きを止めて撮りたかったので1/500秒にして高感度上等で撮ったカット。
ただISO30000以上だとちょっとディテールがあやしくなるかな。
その場合はRAWで撮影しておいて、カメラ内RAW現像で「ニューラルネットワークノイズ低減」をかけるのがいい。高速シャッター+高感度なシーンでもRAWで連写して1枚選んでニューラルネットワークノイズ低減をかけられるってのはひと手間かかるけど、よいことかと思う。
大きくて見やすいファインダーと手に吸い付くようなグリップパターン
ボディはEOS R3に近いが、いろいろとフラッグシップ機ならではの良さがある。
質量は約1115g(バッテリーとカード1枚を含む)。それでもEOS-1D X Mark IIIの約1440gと比べるとかなり軽い。
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