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NVIDIA決算は売上高も純利益もほぼ倍増 Blackwellの量産開始へ

NVIDIAの8月〜10月期決算は前年同期比ほぼ2倍の増収増益だった。懸念されていた「Blackwell」の量産は第4四半期に開始するが、需要過多のため当面は「Hopper」と併売する。

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 米半導体大手のNVIDIAは11月20日(現地時間)、第3四半期(8月〜10月)の決算を発表した。売上高は前年同期比94%増(約2倍)の350億8200万ドル、純利益は109%増の193億900万ドル(1株当たり78セント、非GAAPでは81セント)だった。AIの旺盛な需要が続く中、データセンター事業の売上高は112%増の307億7100万ドルと過去最高を更新した。

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事業別売上高(画像:NVIDIA)

 ジェンスン・ファンCEOは発表文で「AIの時代は本格化しており、NVIDIAのコンピューティングへの世界的な転換を推進している。ファウンデーションモデルの開発者が事前学習、事後学習、推論を拡大するにつれて、Hopperへの需要とBlackwellへの期待は驚くべきものになっている」と語った。

 データセンター事業では、生成AIアプリのトレーニングと推論に使用される「Hopper」への需要は依然として強いとしている。

 次世代の「Blackwell」については、修正が完了し、生産歩留まりが向上した。量産出荷は第4四半期に開始する予定。HopperとBlackwellの両方に供給制約があるため、第4四半期以降、当面併売していく計画だ。

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GTC 2024でBlackwellを披露するジェンスン・ファンCEO(画像:NVIDIA)

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