ニュース
旅行シーンに「Expedia」の広告 番組の文脈に合った「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」ABEMAで実証実験
番組内の特定のシーンや場所に関連する広告を、映像の枠内に表示する「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」の実証実験が「ABEMA」でスタート。
動画配信サービス「ABEMA」は11月28日、番組内の特定のシーンや場所に関連する広告を、映像の枠内に表示する「コンテクスチュアルオーバーレイ広告」の実証実験を、恋愛リアリティーショー「花束とオオカミちゃんには騙されない」で12月1日まで行うと発表した。
「コンテクスチュアル広告」(文脈広告)は、テキストメディア対象に、Webページのキーワードや画像などを解析し、その文脈に合った広告を配信する手法。これを動画に応用し、番組内のシーンや場所を解析して関連する広告を画面の隅に表示する。
今回、旅行サイト「Expedia」が広告主として参加。海外のシーンなど旅行と関連性の高い画面内に、Expediaの広告を掲示する。12月1日までの「見逃し配信」と「一挙放送」で実験を行う。
広告主は訴求したい商品やメッセージと関連性の高い場面でブランドストーリーを伝えることができ、視聴者は視聴を中断されることなくブランドメッセージを受け取ることができるため、良質な広告体験として広告効果も期待できるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
月額580円の「広告つきABEMAプレミアム」登場 広告なしの「ABEMAプレミアム」は値上げへ
動画配信サービス「ABEMA」は、新プラン「広告つきABEMAプレミアム」の提供を始めた。広告が表示される代わり、ABEMAプレミアム限定作品を月額580円で視聴できる。
サイバーエージェント、24年度通期決算で純利益204%増 “ウマ娘の反動”乗り越え、ゲーム事業も増収増益
サイバーエージェントは、2024年度通期決算(23年10月1日〜24年9月30日)を発表した。特にゲーム事業とインターネット広告事業が好調で、増収増益の結果になった。
「ABEMA」アニメ、1週間の視聴者数が開局以来最多に 「推しの子」「しかのこ」効果か
サイバーエージェントは、7月1日〜7日に「ABEMA」のアニメ視聴者数が開局以来最多になったと発表した。
