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ニコン「Z50II」はなんだか“ちょうどいい”デジ一眼 価格も手頃なスタンダード機の実力は?:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/8 ページ)
デザインや性能に凝りすぎず、グリップもしっかりしていて構えやすく、価格も手頃で、最新の技術や機能がほどよく搭載されている。それがニコンの「Z50II」である。
大きな進化点はAF回りと超高速連写
Z50IIはニコンのミラーレス入門機といっていいくらいベーシックなカメラであるが(それがいいところ)、イマドキの機能もしっかり入っている。
まずはAF。被写体検出は人物・動物・鳥・乗り物・飛行機・車・バイク・自転車・列車の9種類。オートモードもある。
初めてデジタル一眼を買って気軽に楽しみたい人もターゲットと考えると、被写体検出にオートがあるのは良い。普段はオートにしておけばいいのだ。
猫瞳AFで撮影した、水を飲んでいるうちの猫。
さすがに舌を出した瞬間を狙って撮るのは無理なわけで、ここではハイスピードフレームキャプチャー機能を使って撮影している。
C15とC30の2種類あり、それぞれ秒15コマと30コマ。
C15/C30にセットすると自動的に電子シャッターとなる。
さらに上位機種と同様、プリキャプチャー機能も搭載。シャッターを押す直前の画像から記録できるので咄嗟の動きに対応できるのがうれしい。
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