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PayPay、他社クレカ締め出し撤回 25年夏までは現状維持 以降は「利用料を負担してもらう可能性」
PayPayが他社クレジットカードによる決済を停止する方針を改めると発表した。「現在、ユーザーに他社クレジットカードを引き続き利用してもらうための方式を検討している」という。
PayPayは12月5日、他社クレジットカードによる決済を停止する方針を改めると発表した。「現在、ユーザーに他社クレジットカードを引き続き利用してもらうための方式を検討している」という。まずは2025年夏まで現状通り他社クレジットカードを使い続けられるように。夏から、他社クレジットカードの新たな利用方式を開始するという。新たな利用方式の詳細は25年春に告知する予定。
新たな利用方式については「改めて他社クレジットカードの登録手続きを行ってもらう、またクレジットカードの国際ブランド(Visa・Mastercard)との協議次第で、利用料を負担してもらう可能性がある」という。国際ブランドとの協議については「ユーザーの利用状況によって、負担が生じない方法を検討をするなどの対策と協議を進める」とした。
PayPayは自社の置かれている状況について「PayPayでは、2018年10月のサービス開始以来、他社クレジットカードによる決済サービスにおいて、各国際ブランドなどが定めている手数料が、決済システム利用料を上回っている状態が継続している」と説明している。
PayPayは2023年5月、「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」以外のクレジットカードを利用した決済の停止を課す方針を発表。しかしユーザーからの反発を受け、当初23年8月を予定していた開始時期を25年1月に延期していた。
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