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“空飛ぶカメラ”ってどう? 自撮りミニドローンを試して分かったその面白さとハードルの高さ荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/8 ページ)

24年春に発売されて話題になった中国Zero Zero Roboticsの「HOVER AIR X1 smart」を試した。面白いけど価格と飛行場所のハードルが高いかな。

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 小さくて軽くても製品コンセプト的に妥協できないのは画質。

 ではカメラレビュー恒例のガスタンクを。あ、いくらミニドローンとはいえここで飛ばしたりはしてません。HOVERAirを手に持った状態でプロペラは回さず、スマホからのリモート撮影をしております。

 ディテールの描写とかはまあしょうがないけれども、歪みもなく色もきれいで、そうだな、カメラとしてはエントリークラスのシングルカメラのスマートフォンレベルといっていいかも。画素数も1200万画素ある。


14mm相当の超広角レンズを搭載。色はいい感じに鮮やか。Hoverを持つ手の影がちょっと写っております(14mm相当 1/1150秒 F2.4 ISO100)

 続いて屋外で人物。自撮りドローンである、ってことでいつものモデルさんではなく自撮り。ミニドローンとはいえどこで飛ばしてもOkってわけじゃないので、私有地で試しております。

 次の2枚は「ストップモーション」モードで撮ったもの。

 ドローンを飛ばしたのち、「3秒間止まる」とそれを検知して撮影するという面白い機能で、『ポーズを付ければ自動的に撮ってくれる」のだ。これは分かりやすい。


陽射しの当たる屋外で。肌が白く飛ぶかと思いきやなかなかいい感じに(14mm相当 1/1000秒 F2.4 ISO100)

日陰に入って撮影。日陰でも暗くなりすぎず背景もトビすぎるうまい処理をしてる(14mm相当 1/100秒 F2.4 ISO109)

 撮影はフルオートのみだけど、このサイズとしては十分な高画質。色も露出のバランスもいい。

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