クリスマスは祝日──じゃない 対策済みですか、Googleカレンダーのまやかし
「Googleカレンダー」や、それと連携しているサービスが、本来祝日でない日を祝日のように表示する“まやかし”をご存じだろうか。11月にも話題になったが、同じ現象は12月25日のクリスマスでも発生している。まだ対策していない人は、間違えて休んでしまわないよう要注意だ。
「Googleカレンダー」や、それと連携しているサービスが、本来祝日でない日を祝日のように表示する“まやかし”をご存じだろうか。11月にも話題になったが、同じ現象は12月25日のクリスマスでも発生している。まだ対策していない人は、間違えて休んでしまわないよう要注意だ。
連携機能を持つカレンダーサービス運営各社などがそれぞれ告知しているところによれば、Googleカレンダー側の仕様変更によって、祝日ではなく単に行事がある日も、祝日のように表示される変更があったという。これにより、デフォルト設定だとクリスマスや七五三などが祝日のように表示される状態になっており、SNSで「紛らわしい」と話題になっていた。
解決策は簡単だ。ChromeからGoogleカレンダーを確認している場合、「他のカレンダー」枠にある「日本の祝日」の設定ページから「地域限定の祝日」を選択。「日本の祝日」欄にある「その他の行事」のチェックを外せばOKだ。
ただし、12月31日に表示される「大晦日」と、1月1日〜3日に表示される「銀行休業日」は、「その他の行事」のチェックを外しても残る。こちらは「日本の祝日」欄にある「祝日」から「大晦日」「銀行休業日」のチェックを外せば表示を消せる。
スマートフォンアプリの場合は「クリスマス」などの予定をタップすれば「祝日」画面に遷移できるので、そのまま「日本」→「日本」と選択。「祝日およびその他の休日」になっている設定を「祝日のみ」に変更すれば解決する。アプリ内の「設定」から「祝日」画面に入ることも可能だ。ただし「銀行休業日」「大晦日」の表示を解除したい場合には、祝日の表示そのものをキャンセルする必要がある。「銀行休業日」「大晦日」を個別に解除はできない。
大みそかと三が日は休みという人も多いだろうが、元日を除き国民の祝日ではない。紛らわしいと思う人は、設定を変えておくと勘違いを防げるかもしれない。
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