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プリント前提、だから楽しい──「instax WIDE Evo」は大人のハイブリッドチェキだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/7 ページ)

イマドキの「大人のチェキ!」誕生である。その名も「instax WIDE Evo」。これがまたチェキらしいデジタルとアナログが合体したハイブリッドカメラだったのである。

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小柄な女性が手にするとこんな感じになる

 サイズは138.7(幅)×125(高さ)×62.8(奥行き)mm。正面から見ると、正方形に近いけどちょっと横長だ。


正面から。向かってレンズ左上にあるのがシャッターレバー。右上は自撮り用のミラー。右下は広角切替スイッチ

 中央にちょこんとレンズがある。

 このレンズは35mm判換算で16mm相当とかなりの超広角。センサーは1/3型で約1600万画素。F値はF2.4固定。

 さすがにこれでは広角すぎるシーンも多いわけで、フロント部のスイッチでwideモードとノーマルモード(この場合は約490万画素相当にクロップされるが、WIDEプリントには十分なサイズだ)の切り替えスイッチがある。

 ユニークなのはシャッターレバー。シャッターボタンではなくレバーなのである。ちゃんと半押しのフォーカスロックにも対応している。レバーに人差し指をかけ、下に押し込む感じ。


人差し指をここにかけて下に押す

 もうちょっとクリック感が欲しい感じはあるけど、このボディだと押しやすくていい。

 ファインダーはなし。撮影は背面の液晶モニターを使う。モニターもでかい。3.5型だ。約46万ピクセルと粗いけど、それは気にならない。


撮影は背面の液晶モニターで行う。このように顔検出付き

 ただ、液晶が明るくないので、晴天下の屋外だとかなり見づらい。


自撮りしてもらってるの図。背面モニターは視野角もあまり広くなく、屋外だとこんな感じに

 そこはちょいと残念だった。instax WIDE Evoの面白さの一つは多彩なエフェクトにあるわけで、画面を見ながらどのエフェクトにしようかなと選ぶのが楽しみの一つであり、晴天下だとエフェクトの具合が分かりづらいのである。

 では撮影だ。

 instax WIDE Evoのポイントは「Evo」。

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