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日本郵便、法人向け新サービス「ゆうパケットパフ」提供開始 小型荷物を全国一律運賃で

日本郵便は25日、法人向け小型荷物の新サービス「ゆうパケットパフ」の提供を始めたと発表した。

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 日本郵便は2月25日、法人向け小型荷物の新サービス「ゆうパケットパフ」の提供を始めたと発表した。年間1万個以上の荷物を扱う法人が対象となる。


「ゆうパケットパフ」(出典:日本郵便、以下同)

 ゆうパックの60サイズ(三辺の計が60cm未満)に満たない小型荷物を全国一律の運賃で配送するサービス。ただし運賃は荷物のサイズや差出個数など、利用形態によって異なるという。

 荷物の大きさは箱タイプは厚さ7cmまで。専用袋の場合は22.5(幅)×31(長さ)cmまでで、厚さ制限はなし。重量は1kgまでとなる。

 日本郵便によると、ゆうパケットパフの配送には保有する全国約8万台の郵便バイクの機動力を活用するという。小型荷物の非対面配達(宅配ボックスへの配達や置き配など)を増やし、オペレーション効率の向上を図る考え。


日本郵便の既存サービスとの比較表

 日本郵便は、小型荷物をめぐり2024年12月にヤマト運輸を相手に120億円の損害賠償などを求める訴訟を起こした。両社は23年に小型・薄型荷物などの配送に関する協業に合意したが、ヤマト運輸が同社に対する運送委託の停止を一方的に申し入れ、その作業を進めたとしている。

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