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京急、懐かしの“パタパタ”発車案内が復活? デジタル表示で再現
京浜急行電鉄が、“パタパタ”の通称で知られる「フラップ式列車発車案内表示装置」を、デジタル案内表示上でよみがえらせた。青物横丁駅で、特別な演出としてコンコースのデジタル案内表示上でパタパタを再現している。
京浜急行電鉄(京急)が、“パタパタ”の通称で知られる「フラップ式列車発車案内表示装置」を、デジタル案内表示上でよみがえらせた。青物横丁駅(東京都品川区)では2月27日から、特別な演出としてコンコースのデジタル案内表示上でパタパタを再現しており、3月5日時点でも見られるという。
フラップ式の案内表示では、文字を上下に分割して印刷したフラップ(開閉板)を回転させ、列車の発車時刻や行き先などを表示する。フラップを回転させるときの稼働音からパタパタと呼ばれ親しまれてきたが、LED表示による案内への代替が進み、数を減らしてきた。
京急では1986年に京急川崎駅(神奈川県川崎市)にフラップ式の案内表示を初導入。他の駅にも展開し、最大10駅ほどに設置していた。2022年2月の京急川崎駅の更新工事に伴い、その姿を消していたが、今回演出として復活した。
Xでは「再現度高い」「粋なサービス」など好意的な反応が集まる一方、すぐに表示が確定しないことから「急いでいるときにやられたイラつきそう」と否定的な声も見られる。
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