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Shokz初のイヤーカフ型「OpenDots ONE」は軽いつけ心地の実用的なイヤフォンだった(1/3 ページ)

Shokzから初のイヤーカフ型イヤフォン「OpenDots ONE」がクラウドファンディングで登場します。先行して製品を試すことができたので、レビューをお送りします。

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 米国の音響機器メーカー、Shokzから初のイヤーカフ型イヤフォン「OpenDots ONE」がクラウドファンディングで登場します。骨伝導技術でオープンイヤー型イヤフォン市場のパイオニアとなった同社ですが、今回は骨伝導ではありません。先行して製品を試すことができたので、レビューをお送りします。


左がグレーで右がブラック。グレーはかなりホワイトに近い

小型設計と快適な装着感

 OpenDots ONEの最大の特徴はその小ささです。重量はわずか6.5g。イヤーカフ型としても非常にコンパクトな設計になっています。充電ケースを含めた総重量もわずか52gです。

 その小ささと軽さのおかげで、耳に自然に馴染みます。カラーバリエーションは黒とグレーがあり、特にグレーは、その色合いでより肌になじむ感じです。マットな質感の黒も魅力的ですが、汚れの付着がグレーと比較すると若干目立つかなという感じはあるので、その辺が気になる方はグレーの方がおすすめです。


他のオープンイヤー型などと比較すると耳を覆っている感じがないのがイヤーカフ型の魅力

ShokzアプリでのOpenDots ONEの設定画面。Dolby Audioはアプリ側で設定することで使えるようになります

 OpenDots ONEは、Shokzとしては初めて「Dolby Audio」に対応しました。開放型イヤフォンはその特性上、低域が不足しがちで、音楽ソースによっては相性が悪い場合もありますが、Dolby Audioによって全般的に音場感が増し、音に厚みが出てきます。じゅうぶんに音を楽しめます。

 また、逆位相の音波を利用して耳の周囲の音場を調整するという「DirectPitch」テクノロジーを採用したことで、オープンイヤー型でありながら音漏れをあまり気にせず音楽を楽しめるのも特長です。これは音楽だけではなく、電話の通話でも効果的です。

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