Shokz初のイヤーカフ型「OpenDots ONE」は軽いつけ心地の実用的なイヤフォンだった(2/3 ページ)
Shokzから初のイヤーカフ型イヤフォン「OpenDots ONE」がクラウドファンディングで登場します。先行して製品を試すことができたので、レビューをお送りします。
直感的な操作性と左右区別なしの利便性
多くのワイヤレスイヤフォンで装備されている、イヤフォン本体をタップなどで操作する機能。実際には操作性に難があることも多いですが、OpenDots ONEは優れた操作性を持っています。
イヤフォン本体のどこでもいいので軽く2回タップすると再生/一時停止が可能で、かなり雑にトントンとタップしても反応するのはすばらしいです(動作内容はアプリで変更可能)。
そして他ではあまりないのが、イヤフォンを「つまむ」という操作。これがなかなかよくできていて、左イヤフォンをつまんで長押しすると音量が下がり、右イヤフォンをつまんで長押しすると音量が上がります。この直感的な操作方法は日常使いで非常に便利です(これも動作内容はアプリで変更可能)。
イヤフォン本体には左右の区別がありません。イヤフォンがどちらの耳に装着されているかを自動で検出し、適切に音声チャンネルを調整します。
使用後も充電ケースのどちらのポートに入れても問題なく、左右の区別を気にする煩わしさから解放されます。装着するときに左右を気にしなくていいというのは使ってみるとかなりのストレス軽減になります。
実用的な機能の数々
OpenDots ONEには以下のような実用的な機能が搭載されています。
- イヤフォン探索機能(※装着中に使用すると大音量で鳴るので注意)
- アプリからマルチポイント接続設定
- 合計最大40時間のバッテリー駆動(イヤフォン本体10時間+充電ケース30時間)
- 10分の急速充電で2時間の音楽再生
- ワイヤレス充電対応
専用アプリは以下の機能を提供しています。
- Dolby Audio設定:サウンドのカスタマイズ
- イコライザーモード:4つのプリセットEQとカスタムモードで好みに合わせた音質調整
- マルチポイント接続:複数デバイスとの接続管理
- ファームウェア・アップデート:最新機能の追加と品質向上
- プロンプト設定:通知音や音声案内のカスタマイズ
- タッチ操作のカスタマイズ:操作方法の変更が可能
- イヤフォンを探す:紛失時の発見をサポート
- 自動装着検出:イヤフォンの装着・取り外しを検知して再生/停止を自動制御
OpenDots ONEはIP54の防水・防塵性能を備えています。日常のトレーニングから激しいワークアウトまで、汗を気にせず使用できる安心感があります。ただし、充電ケースには防水性能がないため、その点は注意が必要です。
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