Shokz初のイヤーカフ型「OpenDots ONE」は軽いつけ心地の実用的なイヤフォンだった(3/3 ページ)
Shokzから初のイヤーカフ型イヤフォン「OpenDots ONE」がクラウドファンディングで登場します。先行して製品を試すことができたので、レビューをお送りします。
充電ケースはワイヤレス充電に対応しており、対応する充電パッドの中央に置くだけで簡単に充電できます。もちろん、付属のUSBケーブルでの充電も可能です。一度のフル充電でイヤフォン本体は約10時間、充電ケースを合わせると合計約40時間の使用が可能です。
Shokzの中でのOpenDots ONEの位置づけ
Shokz(旧AfterShokz)は2011年に設立され、オープンイヤーオーディオ技術に焦点を当てた企業です。これまでに「OpenComm」(20年)、「OpenRun Pro」(22年)、「OpenFit」(23年)とヒット製品を生み出し、クラウドファンディングでも大きな成功を収めてきました。
ビジネス向けのヘッドセットなども展開していますが、今回のOpenDots ONEはShokzの中でももっとも小さく、骨伝導ではなく耳に音を直接届ける仕様。もっとも身近でShokzの製品群の広がりを体現する製品といえるでしょう。
OpenDots ONEは、非常にバランスの取れたイヤフォンに仕上がっていました。小型で装着感に優れ、直感的な操作性、マルチポイント接続など、イヤーカフ型イヤフォンに求められる要素を高次元で満たしています。シリコン素材の質感も良く、全体的な仕上げに高級感もあります。
Shokzの新しい挑戦であるOpenDots ONEは、イヤーカフ型イヤフォン市場に新たな選択肢を提供する製品といえます。日常使いからビジネスシーン、スポーツまで幅広く活躍する、オールラウンドな性能を備えたイヤフォンです。
3月18日からクラウドファンディングが開始される予定で、数量限定の割引セットも用意されるとのこと。興味を持たれた方はクラウドファンディングページをチェックしてみてください。
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