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TechCrunch、親会社がYahooからPEのRegentに

テック系メディア老舗のTechCrunchの親会社がまた変わる。米YahooがRegentに売却した。Regentは前日にはPCWorld、Macworld、InfoWorld、CIO、TechAdvisorなどを傘下に持つメディア企業のFoundryを買収している。

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 米TechCrunchは3月21日(現地時間)、親会社である米Yahooが同社を米プライベートエクイティ(PE)ファームのRegentに売却したと発表した。取引総額は公表されていない。

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 Regentは20日には、PCWorld、Macworld、InfoWorld、CIO、TechAdvisorなどを傘下に持つメディア企業のFoundryを米IDCから買収しており、発表文で「これらの取引により、影響力の大きいテック系ジャーナリズムで知られる2つのメディアが統合される」と述べた。

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Regentのメディア系ポートフォリオ(画像:RegentのWebサイトより。TechCrunchはまだ含まれていない)

 TechCrunch は、マイケル・アーリントン氏とキース・ティア氏が2005年に立ち上げたテック系メディア。2010年に米AOLに買収されAOLが2015年に米Verizonに買収された。Verizonが2017年に米Yahoo!を買収してAOLと統合して新会社Oathとした(後にVerizon Mediaに改名)。2021年にVerizonはメディア部門を米PE大手のApollo Global Managementに売却し、これが独立したYahooという企業名の企業になった(日本のYahooとは別企業)。TechCrunchは2006年からTechCrunch Japanを日本で提供していたが、2022年に終了している。

 Regentは発表文で「TechCrunchは2005年の設立以来、スタートアップ関連のあらゆる情報を扱うナンバーワンのメディアであり、世界中のハイテク企業に関する最新の技術ニュース、意見、分析を当社の読者に提供することで、そのリーチを拡大できることを嬉しく思う」としている。

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