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「エンガジェット日本版」「TechCrunch Japan」終了へ 5月1日で閉鎖
テックメディア「エンガジェット日本版」と「TechCrunch Japan」が5月1日に閉鎖すると運営元のBoudless(旧Verizon Media Japan)が発表した。
「エンガジェット日本版」と「TechCrunch Japan」を運営するBoundless(旧Verizon Media Japan)は2月15日、両サイトを閉鎖すると発表した。3月31日で更新を終了し、5月1日にサイトを閉鎖するという。それ以降は米国版のEngadget、TechCrunchにそれぞれリダイレクトする。
閉鎖理由としてBoundlessは「米国本社のグローバル戦略に伴い、このたびの決定となった」と説明。今後は「当社のグローバル戦略に沿って進化を続け、日本でのビジネスニーズにお応えできるようなソリューション提供に取り組む」としており、同社が手掛けるDSPなどの広告ソリューションに注力するとみられる。
エンガジェット日本版は2005年、TechCrunch Japanは2006年にそれぞれスタート。2021年11月の媒体資料によると、エンガジェット日本版は月間3000万PV、TechCrunch Japanは月間450万PVの規模になっている。
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