「子どものスマホデビュー」で知っておきたい、持たせるスマホの選び方(2/2 ページ)
春の新入学シーズンを迎えるこの時期、大きな盛り上がりを見せるのが携帯各社のいわゆる「学割」だ。学生をターゲットにした販売競争が過熱する傾向にあるが、そこで多くの親世代が悩むことになるのが、「子供にどのスマートフォンを持たせるべきか?」ということではないだろうか。
Androidも加えれば選択肢も多いが、注意点も
ここまでiPhoneを購入する場合について説明してきたが、子ども側がiPhone以外、要はAndroidスマートフォンでもよいというのであれば話は大きく変わってくる。AndroidスマートフォンはApple以外の多くのメーカーが提供しているため、比較的安価ながら性能が高い、コストパフォーマンスの高いスマートフォンの選択肢が格段に多いからだ。
実際、性能は中間クラスとされる6〜8万円くらいのスマートフォンの中でも、従来と比べれば性能が高いモデルは多い。最も良く知られるところであれば、米Googleの「Pixel」シリーズの「a」が付くモデル、現行モデルであれば「Pixel 8a」がそれに当たるだろう(Pixel 9aも発表済みだが日本での発売時期は現時点で未定)。
Pixel 8aのGoogleストアにおける販売価格は7万2600円だが、それでいて1つ前のフラグシップモデル「Pixel 8」シリーズと同じチップセットを搭載しているのでコストパフォーマンスは高い。モデルチェンジの時期が近いだけに購入タイミングとしては悩ましい所もあるが、7年のソフトウェアアップデートを保証するなど、今から購入しても長く利用できる性能は持っているので安心だ。
しかもPixelシリーズの「a」モデルは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのメインブランドだけでなくサブブランドでも取り扱われることが多い。販路が広く購入しやすいこともお勧めポイントとなっている。
また販路は限られるが、KDDIのau・UQ mobileブランドで販売されている中国Xiaomiの「Xiaomi 14T」なども、お勧めしやすいモデルといえる。なぜなら5万7300円と6万円を切る価格ながら、ライカカメラと共同開発した3眼カメラを搭載するなど、カメラを中心として高い性能を誇りコストパフォーマンスが非常に高いためだ。チップは台湾MediaTekの「Dimensity 8300 Ultra」を使っており、Pixelが苦手なスマートフォンゲームも、快適にプレイできるとされている。
一方で、一括価格で3万円台、あるいはそれを切るようなエントリークラスのAndroidスマートフォンを、子どもに持たせることはあまりお勧めしない。安い機種は性能が低いことが多く、子ども側が不満を募らせやすいためだ。
先にも触れたが、子ども世代は最もスマートフォンを利用するだけに、最初に手にしたスマートフォンへの愛着も強くなる。同じ機種を長く、愛着を持って利用してもらった方が親側としてもトータルコストを抑えやすいだけに、これまでの情報を参考にしながら長期的目線に立ち、親子で話し合いながら満足のいく端末選びをして欲しい。
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