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サイバーエージェント子会社で“不適切な会計処理”判明 社内調査へ
サイバーエージェントは、連結子会社のCyberOwlで不適切な会計処理が見つかったと発表した。事案の詳細については明かしていない。
サイバーエージェントは3月26日、連結子会社のCyberOwl(東京都渋谷区)で不適切な会計処理が見つかったと発表した。詳細は明かしていないが、外部専門家を含む社内調査委員会を設置するとしている。
サイバーエージェントは「社内調査委員会による調査に対して全面的に協力し、早急に調査を進める。社内調査委員会による調査結果が出来次第、速やかに公表する」と説明している。「株主、投資家の皆さまをはじめ、取引先および関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をお掛けしますことを深くおわび申し上げます」(同社)
CyberOwlは、塾情報サービス「Ameba塾探し」などのメディア事業を手掛ける会社で、2012年に設立。代表取締役には、サイバーエージェント出身の田中啓太氏が就いている。本来であれば4月1日付で、「Amebaブログ」などの事業や一部アフィリエイト事業を吸収分割によってCyberOwlに承継する予定だったが、今回の事案を受け中止となった。
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