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富士フイルム「写ルンです」、約44%値上げ フィルム製品は最大52%アップ
富士フイルムイメージングシステムズは4月1日、写真フィルム製品の一部を、約21〜52%値上げした。レンズ付きフィルム「写ルンです」は約44%の値上げとなった。原材料価格や輸送コストの高騰が原因だとしている。
富士フイルムイメージングシステムズは4月1日、写真フィルム製品の一部を、約21〜52%値上げした。レンズ付きフィルム「写ルンです」は約44%の値上げとなった。
35mmのカラーネガフィルムは約21〜22%、レンズ付きフィルムは約44%、35mm判と中判のリバーサルフィルムは約31〜52%の値上げとなった。
同社は写真フィルム製品について、「部材・原材料価格、輸送コストの高騰」が進んでいると説明。生産効率の向上や経費節減により、コスト吸収に努めてきたものの、「企業努力のみで吸収することが困難」との判断から、今回の値上げに踏み切ったとしている。
「写ルンです」については、名称を「写ルンです シンプルエース 27枚撮り」から「フジカラー写ルンです 27枚撮り」に改める。さらに、包装をガゼット(袋)から紙箱へ切り替え、ラベルデザインなども変更する。本体の仕様に変更はない。
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