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6年ぶり登場、LUMIX「S1RII」は全てが進化してダイエットにも成功した“全部入りカメラ”だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/8 ページ)

「S1」と「S1R」の登場から6年。やっと後継機「S1RII」が登場した。ちょっとゴツくて大きいと言われがちだった前モデルから大幅な小型軽量化を達成しつつ、最新の技術や機能を搭載している。

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 まずは被写体自動認識ものから人物である。


被写体自動認識選択画面。新たに「自転車」(ロードレース撮影などが対象)が加えられた

 ファインダーは約576万ピクセルのOLED。ファインダーも背面モニターも実に明るくて見やすく、撮影は快適だ。

 レンズは24-70mm F2.8(LUMIX S PRO 24-70mm F2.8)で。


室内で。鏡に映った照明の光が強い分全体にアンダー気味にはなったが、AWBは優秀。色や階調がすごくいい感じに出ている(24-70mm 46mm 1/60秒 F2.8 ISO800)

 続いてポートレートなら中望遠だよなってことで、85mm F1.8。フォトスタイルに「L.クラシック ネオ」を選んでみた。彩度を抑えてコントラストは浅めになる。


昨今のLUMIXといえばフォトスタイルやリアルタイムLUTを駆使した画作りだよねってことで

背景がヌケる場所でポートレート。ほどよく優しい感じで(85mm 1/2000秒 F1.8 ISO80)

 LUMIX S9から採用された「リアルタイムLUT」にももちろん対応。デフォルトで「Sample LUT」が3つ、さらにスマホの「LUMIX Lab」からLUTを作成したり、クリエイターが作成したLUTをダウンロードしてカメラにセットすることができる。

アプリ「LUMIX Lab」でスマホと接続すると、スマホ経由でリアルタイムLUTを転送できる。SampleLUT1から3はデフォルトでカメラにセットされているもの

 ここでは以前から個人的に気に入っている「Sample LUT3」を当ててみた。

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