「Switch 2」、第1回抽選は“相当数当選しない”──任天堂・古川社長が説明 日本だけで約220万人応募
「Nintendo Switch 2」の抽選販売への応募数は日本だけで約220万人──任天堂の古川俊太郎社長は、同社の公式X(@Nintendo)でそんな投稿を行った。
「Nintendo Switch 2」の抽選販売への応募数は日本だけで約220万人──任天堂の古川俊太郎社長は4月23日、同社の公式X(@Nintendo)でそんな投稿を行った。古川社長はこの応募数について「私たちの事前の想定を大幅に上回っている」と説明。24日の当選発表では、相当数のユーザーが当選しない想定だと明かした。
マイニンテンドーストアでは4月4〜16日まで、第1回抽選販売を実施。参加条件として「2月28日の時点でNintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上」「応募時点でNintendo Switch Onlineを利用しており、過去の累積加入期間が1年以上」の2つを満たす必要があった。
この結果、日本だけで約220万人が応募。古川社長は「これは私たちの事前の想定を大幅に上回っており、マイニンテンドーストアから6月5日にお届けできる『Nintendo Switch 2』本体の数量を大きく超えている」と説明。多くの人が抽選に当選しないと述べた。
このため、第1回抽選販売で当選しなかった人たちは、第2回抽選販売に自動的に繰り越して抽選すると発表。しかし、第2回抽選販売の数量を含めても、全ての応募には応えられないとも続けた。古川社長は「事前に準備をしていたにもかかわらず、みなさまのご期待にお応えできないことを深くおわびいたします」と謝罪した。
この結果を受け、任天堂ではSwitch 2の生産体制をさらに強化するなどの取り組みを実施しているという。また、マイニンテンドーストアでは発売日以降も継続的に販売を行うとも説明した。他にも、全国のゲーム取扱店やオンラインショップでも4月24日以降、予約や抽選販売すると案内した。
「『Switch 2』は今後も相当数を生産・出荷していく計画を立てています。みなさまのご期待にお応えできるようになるまで、お時間をいただくことになってしまい大変申し訳ございませんが、何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げます」(古川社長)
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