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ソフトバンクGの孫会長、トランプ大統領就任100日会合で「米国はAIのリーダーを継続」と祝辞
トランプ米大統領は就任100日を記念する会合を開いた。AppleやNVIDIAのトップと共に招かれたソフトバンクGの孫正義会長は壇上で祝辞を述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は4月30日(現地時間)、就任100日目を記念する議員やビジネスリーダーを集めた会合を開いた。この会合で、ソフトバンクGの孫正義会長、米NVIDIAのジェンスン・ファンCEO、米GE Aerospaceのラリー・カルプCEOが壇上に招かれ、それぞれ短くコメントした。
孫氏はこれまでに米国に700億ドル投資したことや、OpenAIやOracleとともに5000億ドルの投資を発表したことに触れ、「その重要性は、これがAIという人類の未来にとって最大のインフラであるということだ」と語った。また「米国はイノベーションの中心だ。米国はAIのリーダーシップを継続しなければならない」とも。
孫氏のコメントの後、トランプ氏は米Appleが5000億ドル投資することについて触れたが、ティム・クックCEOを壇上に招くことはなかった。
孫氏に続いて壇上に上がったスーツ姿のファン氏は、「NVIDIAの技術やその次世代のものをすべてここ米国で構築するつもりだ」と語った。
この会合には他に、韓国Hyundaiのホセ・ムニョスCEO、Toyota North Americaのテッド・オガワCEO、前日に関税表示の件で非難した米AmazonのWorldwide Amazon Storesのダグ・ハリントンCEOなども参加した。
なお、イーロン・マスク氏は同日開催された公開閣議に政府関係者として参加していた。
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