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Firefoxの“後で読む”機能「Pocket」提供終了へ 7月8日に

Mozillaは、Webブラウザ「Firefox」の“後で読む”機能「Pocket」の提供を7月8日に終了すると発表した。また、信頼できないレビュー識別拡張機能「Fakespot」も7月1日に終了する。Webの利用形態の変化に対応するため、リソースを再配分する。

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 Webブラウザ「Firefox」を手掛けるMozillaは5月22日、2017年に買収した“後で読む”アプリ「Pocket」の提供を7月8日に終了すると発表した。

 pocket
FirefoxのPocket

 Mozillaは「Pocketは何百万人もの人々が記事を保存し、読む価値のあるストーリーを見つけるのに役立ってきた」が「Webの利用方法は進化してきており、われわれは人々の閲覧習慣やオンラインニーズにより適したプロジェクトにリソースを集中させる」と説明した。

 Pocketアプリとブラウザ拡張機能は7月9日以降、エクスポート専用モードに移行し、保存した記事のエクスポートは10月8日まで可能だ。

 Mozillaはまた、信頼できないレビューを識別するためのブラウザ拡張機能「Fakespot」の提供も終了する。「アイデアは共感を呼んだものの、われわれが維持できるモデルには適合しなかった」ためとしている。こちらは7月1日に終了する。

 fakespot
Fakespot

 Firefox内のFakespot機能である「Review Checker」は、6月10日に終了する。

 Mozillaは今後、スマート検索やAIを活用した機能などに取り組み、「誇りある独立性を保ちつつ、ユーザーのために尽力するWebブラウザの開発を続けていく」としている。

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