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高級感を増した富士フイルム「X-E5」はスチル重視 撮ってて気持ちいい、あれこれ工夫したくなるカメラ:荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/7 ページ)
「私は動画より写真を撮りたいんだー」とお嘆きの皆さま、お待たせいたしました、って感じの新作が出てくれたのである。富士フイルムの「X-E5」。
X-E5にはX100VIやGFX100RFと同様のデジタルテレコン(1.4xと2x)が搭載されており、その際のファインダーの見え方を変えられるのだ。撮影範囲に枠を付けたり外側を半透明表示にしたりできる。
また、アスペクト比を変更したときもサラウンドビューを使えば撮影範囲の外も見られる。
その辺の操作をコントロールレバーで行うのだ。
単焦点レンズのレンズ一体型カメラならわかるけど、それをレンズ交換式のX-E5にも持ってきたのが面白い。X-E5にはコンパクトな単焦点レンズが似合うから、それで撮影を楽しんでほしい、もし望遠が足りないときは4020万画素もあるから、多少クロップしてもOkだよ、といわれてる気がする。
デジタルテレコンはもちろんどのレンズでも使えるわけで、16-50mmのテレ端を少し伸ばし、16:9で東京メトロ丸の内線を狙ってみた。それでも1600万画素相当はあるので、よほど大きくプリントしない限りは気にならないだろう。
続いて背面。軍艦部がアルミ削り出しになったことですごくきれいな曲面が作られている。
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