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Appleのジェフ・ウィリアムズCOOが退任へ

Appleは、COOのジェフ・ウィリアムズ氏が退任し、後任に現オペレーション担当上級副社長のサビ・カーン氏が昇格すると発表した。ウィリアムズ氏はサプライチェーンの構築やApple Watch事業の立ち上げを主導した重鎮で、勤続27年だった。

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 米Appleは7月8日(現地時間)、最高執行責任者(COO)のジェフ・ウィリアムズ氏(62)が今月末にCOOの役割を移行すると発表した。これは長期計画の一環で、後任にはオペレーション担当上級副社長のサビ・カーン氏(52)が昇格する。

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2020年のイベントに登壇したジェフ・ウィリアムズ氏(画像:Appleの動画より)

 ティム・クックCEOは発表文でウィリアムズ氏が「世界で最も尊敬されるグローバルサプライチェーンの1つを構築し、Apple Watchを立ち上げてその開発を監督し、Appleのヘルス戦略を立案した」と語った。

 ウィリアムズ氏はAppleでの27年間を通じて、世界各地でのサプライチェーン拡大を主導し、iPodやiPhoneの導入にも貢献した。また、Apple Watchの取り組みを10年以上前に開始し、同社のヘルス戦略を築き上げ、ジョニー・アイブCDOの退任後はデザインチームも監督していた。デザインチームは、ウィリアムズ氏退任後、クック氏直属になる見込みだ。

 ウィリアムズ氏は、「来年からは、5人の孫たちを含む家族や友人と過ごす時間を増やす予定」という。

 新COOとなるカーン氏は、Appleに30年間勤務し、2019年にオペレーション担当上級副社長として執行役員チームに加わった。クックCEOはカーン氏を「Appleのサプライチェーンの中心的な立役者の1人である、輝かしい戦略家」と評価している。

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サビ・カーン氏(画像:Apple)

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