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大分「トキハ」、44万件超の個人情報漏えいか 12万件のクレカ情報も ランサムウェア攻撃で
大分県で百貨店やスーパーマーケットを展開するトキハは、グループ会社のサーバがランサムウェア攻撃を受けた影響で、顧客や取引先など計44万件超の個人情報が閲覧された可能性があると発表した。
大分県で百貨店やスーパーマーケットを展開するトキハは7月23日、グループ会社のサーバがランサムウェア攻撃を受けた影響で、顧客や従業員など計44万件超の個人情報が閲覧された可能性があると発表した。
流出したおそれのある情報には、顧客のクレジットカード番号12万件超や、従業員の給与情報なども含まれている。
流出した可能性があるのは、ポイントカード「RUCCHA!」やデパートの会員制「双葉会」、各種トキハカードの会員42万1355件の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、会員番号と、2022年4月〜25年3月までの購入履歴など。
うち12万7263件は、クレジットカード番号と有効期限も漏えいした可能性がある。
また、取引先情報4559件も流出。代表者名、住所、電話番号、振込口座情報、契約書、売上に関する情報などが含まれている。
さらに、2005年12月20日〜25年4月1日までの従業員8545件の氏名や住所、電話番号、給与振り込みに使っていた銀行口座情報、給与・賞与情報と、扶養家族として登録されていた6722件の氏名・生年月日情報も影響を受けた。
対象者には順次ダイレクトメールなどで個別に通知する。同社は現時点で不正利用による被害は確認されていないとしており、クレジットカード会社と連携したモニタリングを継続している。
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