ニュース
生成AIで「似合うメガネ」をバーチャル試着 自分のメガネは“かけたまま” OWNDAYSが店頭で新サービス
オンデーズは8月19日、生成AIを活用し、顧客に似合うメガネを提案する新サービス「OWNDAYS MIRROR(オンデーズ ミラー)」を発表した。まずは20日に開業する天王洲アイル店などの全国11店舗で提供し、順次拡大する。
メガネやサングラスの製造販売を手掛けるオンデーズ(東京都品川区)は8月19日、生成AIを活用し、顧客に似合うメガネを提案する新サービス「OWNDAYS MIRROR(オンデーズ ミラー)」を発表した。まずは20日に開業する天王洲アイル店などの全国11店舗で提供し、順次拡大する。
来店客が店頭のタブレットの前に立つと顔がスキャンされ、画面上でフレームを合成する「バーチャル試着」を体験できる。「クール」「フォーマル」「カジュアル」「クラシック」といった「なりたい印象」を選ぶと、AIが顔の特徴を分析。かけているメガネを画面上で消去し、既存製品から選んだおすすめのフレームの画像をリアルタイムで合成する。視力が悪くても試着時の印象を確認できるのが特長という。
オンデーズは同サービスを通じて、「自分に似合うメガネが分からない」「視力が悪くて、試着をしても着用時の印象が分からない」といった、顧客から寄せられていた悩みの解消を図る。
同社はOWNDAYS MIRRORを、2026年3月末までに国内全店へ拡大予定。海外店舗にも順次展開する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
新しい老眼鏡で視界がシャープになった話 AIで“瞳孔の変化”をレンズ設計に取り入れるアプローチとは?
「バリラックス・フィジオ・エクステンシー」は、瞳孔の動的データとAIに基づき設計された新しい累進度数レンズだ。明るさによって瞳孔の大きさが変化することと、メガネの見え方にどういう関係があるのか? 実際に使って確かめた。
目のピント合わせを代行するメガネ型デバイス「ViXion01S」市販開始 従来機と何が違うのか?
目のピント合わせを支援する“オートフォーカスアイウェア”こと「ViXion01S」の一般販売が始まった。従来機とどう違うのか。
Googleが開発した「スマートグラス」試作機を早速チェック Android XR搭載、日本語も表示できる
米Googleが、5月20日(現地時間)に開催した「Google I/O 2025」において、開発中の「Android XR」搭載スマートグラスのプロトタイプ機をお披露目しました。そのプロトタイプの実機を体験する機会がありましたので、ハンズオンレポートをお届けします。
「こんなに自然なんだ……」 使って分かった「JINS ASSIST」の魅力と可能性
メガネに装着すると、頭の小さな動きだけでPCなどのデジタルデバイスを直感的に操作できる「JINS ASSIST」。障がいのある方の可能性を広げるだけでなく、私たち健常者の日常にとってもメリットのある製品でした。
ビクセンの防振双眼鏡「ATERA」、実は女性のために作られた最強の“推し活アイテム”だった
Vixenの防振双眼鏡「ATERA II ED H16×50WP」は、大口径のEDレンズとスタビライザーを搭載した倍率16倍の双眼鏡だ。面白いのは、この製品がコンサートや観劇に頻繁に行く方々をターゲットに作られているということ。



