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ソニー「RX1R III」は何が変わった? 10年越しフルサイズセンサー搭載の高級コンデジ荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/7 ページ)

まさかのお盆休みのタイミングで「Cyber-shot RX1」復活である。時代に合わせてセンサーは約6100万画素の高画素タイプになった。

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原宿の竹下通りをぶらぶらしながら撮影。店頭に飾られている服の感じが分かりつつ通りの人々がボケるようF4で撮影(35mm 1/125秒 F4 ISO100)

 これがなかなか気持ちいい。

 古い神社を訪れたら、なぜか拝殿の前に林檎がぽつんと置かれていたので絞りを開放にしてぐっと寄って1枚。


なぜか拝殿前にぽつんと置かれていた林檎にフォーカスを合わせて絞り開放で狙ってみた。柔らかいボケ味がいい(35mm 1/1250秒 F2 ISO100)

 もう一つ、ちょっとカッコいい螺旋(らせん)階段があったので真上から撮ってみた。


螺旋階段が有名なホテルに宿泊したので真上から狙ってみた(35mm 1/125秒 F2 ISO4000)

 一応いつものアレも。


いつものガスタンク。F5.6〜8くらいが一番シャープに撮れる感じだったのでそれで。さすが6100万画素という映り(35mm 1/640秒 F8 ISO100)

 RX1シリーズがずっと変わらないのはレンズ。鏡筒にはフォーカスリングとマクロ切替リングと絞りリングがある。


絞りリングの奥にあるマクロ切替リングが特徴的。近すぎてフォーカスがこないときはここを回すべし

 このデザインだと絞り優先かマニュアル露出にして絞りリングをコントロールしながら撮りたくなるよね。

 そしてマクロ切替リング。最近のカメラでは珍しいけど、標準では30cmまでしか寄れないが、リングを回すとマクロモードになって20cmまで寄れる。この距離の差はけっこう大きい。

 寄ると被写界深度がぐぐっと浅くなるので、古いレンガのディテールが分かるようF8まで絞って撮ってみた。


明治時代の赤レンガ遺構にぐぐっと寄ってみた(35mm 1/125秒 F8 ISO800)

 このレンズ、絞り開放時は柔らかめの描写だが、ちょっと絞るとシャープになる。

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