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初心者が戸惑いがちな「露出」をカメラ画面の情報を使って理解する方法荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)

今はミラーレス一眼が基本なので画面内に必要な情報を大量に見せてくれる。これを使って「露出」の基本を紹介してみよう。便利な時代になったものだ。

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 写真を始めたい……というか、カメラを買ったならオートだけじゃなくて、いろんな機能を理解してイメージ通りの写真を撮りたいぞ、って人が最初に戸惑うのは「露出」だと思う。

 日本語としてピンとこないし。


この違いを解説していきます

 いろんな入門書で、露出は「センサーが取り込む光の量」であって、それを決める3つの要素「シャッタースピード」と「絞り値」(F値)、「ISO感度」の関係が図示されるけど、もうちょっと具体的に分かりやすくできないかな……と思っていて、ちょっと考えてみた。

 幸いなことに、今は基本がミラーレス一眼(あるいはコンパクトデジカメ)なので、一眼レフの時と違い、画面内に必要な情報を大量に見せてくれる。それが分かると、どこをどういじると何が起きるかを把握しやすい。

 ミラーレス時代ならでは、だ。そこでミラーレス一眼に特化した話をしたい。

メーカーによる画面表示の違い

 メーカーによって画面デザインは大きく変わるので、ずらっと出して見たのだけど、これがけっこう面白いのである。なるべくたくさんの情報を出して比べてみた。


ソニー「α」シリーズの画面。左に撮影モードやドライブモード。右に測光モードやホワイトバランス、被写体検出AFなどがある。これは被写体検出を鳥にしたところ

キヤノン「EOS R」シリーズの画面。画面の情報量が多い。四角く囲ってあるのはタッチパネル対応のボタン。フォーカスやドライブ系は左に、画作り系は右に機能が集められている

ニコン「Z」シリーズの画面。露出補正が右端に建てに置かれているの他特徴。撮影設定の多くは最上段にある

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