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初心者が戸惑いがちな「露出」をカメラ画面の情報を使って理解する方法荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/7 ページ)

今はミラーレス一眼が基本なので画面内に必要な情報を大量に見せてくれる。これを使って「露出」の基本を紹介してみよう。便利な時代になったものだ。

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富士フイルム。露出補正が左に。重要な情報は下段に集められている

OM SYSTEMの「OM」シリーズ。ダイヤル操作を示唆しているのが特徴。電子水準器も重ねて表示している

パナソニック。顔の十字線で瞳を示すのがらしいところ。画面がごちゃっとしてるけど、赤い丸は手ブレ補正のスコープ(ちょっと邪魔なので普通はオフにするといい)。情報は画面の上下に集中している

 各社各様で面白いのだけど、デザインや見せ方に違いがあるだけで、表示されている重要な情報はほぼ同じだ。

 撮影モード、画質モード、ホワイトバランス、フォーカスモード、ドライブモード(連写かどうか、連写ならどのモードか)バッテリー残量(残撮影枚数)、画作り設定(これはメーカーによって呼称がいろいろある)……。

 この中で、画面を見たときに必要な情報をチェックするだけで失敗は減るし、分かることがいろいろとある。

 一番大事な露出は、レンズに入る光をどういう割合でどう捉えるかってことで、前述したようにシャッタースピードと絞り値(F値)とISO感度の3つで設定が決まるのだけど、それを変えると何がどう変化するのか、見ていこう。

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