「ダサい」「丸い方がよかった」――インスタのハイライト機能、突然の“仕様変更”に不満の声相次ぐ
Instagramの「ハイライト」機能に大幅な仕様変更が加わった。従来はプロフィール欄の下部に丸いカバー画像アイコンを並べる形で表示する仕様だったが、フィード投稿と同様、長方形のサムネイルと共にグリッド内に表示される形式に。Xなどでは不満の声が相次いでいる。
Instagramの「ハイライト」機能に大幅な仕様変更が加わり、日本でも9月11日頃から順次適用されている。従来はプロフィール欄の下部に丸いカバー画像アイコンを並べる形で表示する仕様だったが、変更後はフィード投稿と同様、長方形のサムネイルと共にグリッド内に表示される形式に。設定を変えれば、新設された「ハイライト」専用のタブのみに表示する仕様に変更できるが、Xなどでは不満の声が相次いでいる。
ハイライトは、通常は24時間で消える「ストーリーズ」を自由に選び、プロフィール画面にまとめて固定できる機能。編集や削除はいつでも可能で、旅行や趣味、クリエイティブなどのカテゴリー別に作成し、“自己紹介の代わり”やポートフォリオとして活用するユーザーが多い。また、ここでいう「グリッド」とは、プロフィール画面で自分の投稿が一覧で並ぶ長方形(1月のアップデートまでは正方形だった)のサムネイル群を指す。
これまでは「プロフィール画面の下という目立つ位置に、丸いアイコンが並ぶ」という前提でハイライトを設定していたユーザーが多かったことから、Xなどでは仕様変更に戸惑う声が目立つ。Xでは「フィードと混ざって見づらい」「改悪すぎる」「ダサくなった」といった不満の声が上がっている他、「ハイライトをメイングリッドから削除し、タブだけに表示する方法」を解説した投稿も拡散されており、2万件以上の「いいね」を集めた投稿もみられる。この他、Threads上でも「元の位置に戻して欲しい」といった声や、メイングリッドから削除する方法を共有する投稿が散見される。
一方で、不満の声ほどは目立たないものの「可愛くなった」「いい感じになってる」といった肯定的な声もみられるようだ。
今回の変更は、米MetaのInstagram責任者を務めるアダム・モッセーリ氏が1月20日にThreadsで予告していたもの。モッセーリ氏は、サムネイルを正方形から長方形に変更する告知とあわせて「ハイライトをグリッドに移動し、タブとして追加することも考えている」と説明していた。従来のハイライトが「視覚的に複雑で、グリッドを下に押し下げている」との理由による措置だという。
モッセーリ氏はあわせて「クリエイターが自由にグリッドを並べ替えられるようにするための編集ツールも構築している」などとも述べていた。この「グリッドで並び替え」機能は、今回のハイライトの仕様変更と同時期に新たに加わっており、こちらは「すごい」「神アプデ」といった歓迎の声が比較的多いようだ。
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