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銚子電鉄、到着アナウンスに「ナウル語」採用 「鉄道業界初」笠上黒生駅で
千葉県のローカル線・銚子電鉄は、笠上黒生(かさがみくろはえ)駅の到着アナウンスに、ナウル語を採用した。「おそらく、鉄道業界初」
千葉県のローカル線・銚子電鉄は9月16日、笠上黒生(かさがみくろはえ)駅の到着アナウンスに、ナウル語を採用したと発表した。「おそらく、鉄道業界初」としている。
ナウル語は、太平洋の南西部の小さな島国・ナウル共和国で話されている言語。ナウル共和国は8月、笠上黒生駅のネーミングライツを取得しており、愛称を「ナウル共和国」に変更。駅名標などを「ナウル共和国 かさがみくろはえ」に変更していた。車内アナウンスのナウル語化は、これに次ぐ取り組み。
ナウル語は現在、約8000人(ナウルの人口の約7割)しか話者がおらず、ユネスコが消滅危機言語に指定している。
車内アナウンスの音声は、動画付きでXに公開されている。ナウル語で何を言っているのかは明かされていないが、ナウル語のアナウンスの前後に「次は、笠上黒生、笠上黒生、ナウル共和国・笠上黒生でございます」と日本語が入ることから、同様な内容をナウル語で話しているとみられる。
ナウル共和国は2020年に日本語Xを開設。個性的な投稿とフォロワーとの積極的な交流で人気を集め、現在のフォロワー数は約55万。
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