万博の“優先入場券”がフリマアプリで高騰中 「住友館」優先入館券は10万円超の取引例も
大阪万博の閉幕が10月13日に迫る中、「プロミネントカード」など一部の優先入場券が「メルカリ」「楽天ラクマ」などのフリマアプリで高額取引されている。人気パビリオンの1つ、住友館の優先入館券は1枚20万円超での取引例もみられるようだ。
2025年大阪・関西万博の閉幕が10月13日に迫る中、「プロミネントカード」など一部の優先入場券が「メルカリ」「楽天ラクマ」などのフリマアプリで高額取引されている。人気パビリオンの1つ、住友館の優先入館券は1枚20万円超での取引例もみられ、SNS上でも注目を集めている。
プロミネントカードは、万博の東ゲートまたは西ゲートで、1回に限り優先レーンを利用して入場できるカード。万博に関するさまざまな取り組みに参加するともらえる独自のポイント「ミャクポ!」との交換(3000ポイント相当)や、一部の旅行プランなどを通じて提供されていたもので、あわせて入場チケットの用意も必要だ。
JTBが販売していたプランでは、日本館の優先入場券とのセット価格が1人あたり2500円(アテンダントなし)〜4500円(2時間アテンダント付)。現在はいずれのプランも販売を終了している。
フリマアプリ上では9月中旬以降、このプロミネントカードの出品が急増。9月17日時点で、直近3〜4日間のメルカリでの出品件数は100件を超えている。すでに売れたものを見ると、1枚3万円台での落札例が多数を占めており、複数枚のセットでは10万円を超える価格が付けられるケースも珍しくない。
住友グループの関係先などに配布されたとみられる「住友館 優先ご入館券」も価格が高騰している。予約不要で住友館に優先入館できる非売品のチケットで、確認できる出品数は30件弱にとどまるが、2〜3カ月前には1枚数千円で取引されていたものが、直近では1枚10万円を超える値付けがされている例もある。X上でも「メルカリの住友館がすごいことになってる」という投稿が2000超のいいねを集めるなど、注目を集めているようだ。
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