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「GR IV」が“最強のスナップシューター”といえるワケ 初代機を思わせる操作性に進化した手ブレ補正、そして新しい露出モード荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/6 ページ)

久々に登場したGRのニューモデル「GR IV」。実に清く正しく優れたGRだった、といって過言じゃないと思う。

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 5つまで登録でき、ADJボタンを押してADJモードに入り、そのままダイヤルを回して項目を選択。前ダイヤルか露出補正ボタンでパラメータを決定する。この作業が快適になったのだ。


ADJモードにはいると、5つの項目が現れる。後ダイヤルで選び、前ダイヤル(あるいは露出補正ボタン)でセレクト。指の動きも最小限で使いやすい。画面はクロップモードを選んでいるところ

 この画面はカスタマイズしてはイメージコントロール、フォーカスモード、クロップ、アウトドアモニター(背面モニターの明るさを変える。屋外での撮影時はこれ大事)、ISO感度設定の5つにしてある。

 ISO感度はデフォルトで十字キーの左が割り当てられているが、ここに置くとISO感度の変化に応じてシャッタースピードや絞り値の変化がリアルタイムでまとめて表示されるので分かりやすいのだ。


ADJメニューでのISO感度設定。感度を変えると左側のパラメータも連動するので、感度をどの辺にセットしようかなと考えやすい

 では、いよいよ撮ってみるのだ。

手ブレ補正の強化と高感度時の画質は要チェック


背面モニターを見ながらさっと撮影するGR IV

 イメージセンサーはAPS-Cサイズで約2574万画素。レンズとセンサーの両方が新しくなり、起動やAFも速くなった。

 画像処理エンジンの「GR ENGINE 7」へ一世代分、進化している。

 基本的な画質はGRらしいもの。色や階調に誇張はなく、ナチュラルでリアルな写りを見せてくれる。


なにはともあれいつものガスタンク。ディテールもシャープでリアルな写り(28mm相当 1/800秒 F8 ISO200)

晴天下でかえるの置物を。背景のボケ方もよし(28mm相当 1/1600秒 F2.8 ISO100)

 ちょっとしたスナップを2枚。

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