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AWS障害、原因特定も日本時間の21日午前6時時点では完全復旧に至らず

AWSで10月20日に発生した大規模障害について、同社は日本時間の21日未明、原因を「ネットワークロードバランサーの健全性監視サブシステム」と特定したと発表した。復旧のためEC2の起動を制限しており、21日午前5時50分(日本時間)時点でも完全復旧には至っていない。

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 米Amazon傘下のAmazon Web Services(AWS)のクラウドサービスで10月20日午前0時(現地時間)ごろに発生した障害について、AWSは同日午前8時43分(日本時間の21日午前0時43分)、原因を特定したとステータスページで発表した。「根本原因は、ネットワークロードバランサーの健全性監視を担う内部サブシステム」で、復旧を支援するため、新規EC2インスタンスの起動リクエストを制限したと述べた。

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ステータスページでの進捗報告

 この障害は、米Zoomや米Perplexity、日本の任天堂など多数の企業のサービスに影響を与えた。日本時間21日午前5時50分の報告でもまだ完全には復旧していないが「Lambda呼び出しは完全に回復した」としている。同日午前5時段階(日本時間)で、影響を受けた84のサービス中49のサービスが復旧している。

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21日午前5時段階の復旧サービス一覧

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