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モノクロ専用のハイエンドコンデジ、リコーが開発表明
リコーイメージングは21日、モノクローム専用イメージセンサーを搭載したハイエンドのコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IV Monochrome」の開発を進めていると明らかにした。
リコーイメージングは10月21日、モノクローム専用イメージセンサーを搭載したハイエンドのコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IV Monochrome」の開発を進めていると明らかにした。2026年春ごろの発売を予定している。価格は未定。
9月に発売した「RICOH GR IV」をベースに新型のモノクローム専用イメージセンサーを搭載した。有効画素数は約2574万画素。撮像素子シフト方式の手ブレ補正も備える。
レンズユニットは、35mm判換算で約28mm(F2.8〜F16)。専用のイメージコントロールなども採用し、「モノクローム写真ならではの奥深く多彩な表現を楽しめるモデルを目指す」としている。主な仕様は下表の通り。
1996年に発売したフィルムカメラ「RICOH GR1」から30年、2005年にデジタル化した「GR DIGITAL」の発売から20年の節目に「GR」シリーズで初となるモノクロ専用機を開発表明した。リコーイメージングは「モノクローム専用という新たな領域に挑戦する『RICOH GR IV Monochrome』の登場を、どうか楽しみにお待ちください」としている。
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