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「Claude」のAnthropic、東京オフィスを開設 アモデイCEOが高市総理と面会

「Claude」を手掛ける米Anthropicが、アジア太平洋地域で初となる東京オフィスを開設した。これに合わせ、ダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)が高市早苗総理大臣と会談し、AIの安全性評価手法を検討する日本の政府機関「AIセーフティ・インスティテュート」(AISI)と、AI評価手法に関する協力の覚書に署名した。

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 米Anthropicは10月29日、アジア太平洋地域で初となる東京オフィスを開設したと発表した。来日したダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)が高市早苗総理大臣と会談し、AIの安全性評価手法を検討する日本の政府機関「AIセーフティ・インスティテュート」(AISI)と、AI評価手法に関する協力の覚書に署名した。

 両者はAIモデルの能力や限界、潜在的リスクの評価方法について情報交換を行い、国際的に採用可能な共通基準の確立を目指す。また、AIの動向と将来の技術発展について継続的に意見交換する。また、「広島AIプロセス フレンズグループ」への参加も発表。同社が2023年に署名した広島AIプロセスの行動規範を発展させたものとしている。

 そのほか、森美術館とのパートナーシップも拡張し、2024年の展覧会「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」展に続き、次回の展覧会「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」への協力などを行う。

 日本では楽天や野村総合研究所、パナソニックなどがClaudeを導入している。楽天は自動コーディングプロジェクトで開発者の生産性が向上したとしており、野村総合研究所では文書処理の時間を数時間から数分に短縮したという。同社によると、日本を含むアジア太平洋地域における年間経常収益は過去1年間で10倍以上に成長している。

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