JR東日本が提供する乗換案内アプリ「JR東日本アプリ」の改修版が11月19日に公開され、検索候補が改善された。
従来は、「しぶ」と入力しても、「牛渕」(うしぶち/愛媛県)など検索頻度が低そうな駅が出ていたが、新版では「渋谷」を筆頭に、利用者が多い駅が表示されるようになった。
同アプリでルート検索すると、入力した文字に応じて逐次、検索候補が表示されるが、「候補の様子がおかしい」とXで話題になっていた。
例えば、「とう」は「東京」ではなく「宇都宮大学陽東キャンパス」(栃木県)、「しな」は品川ではなく「明科」(あかしな/長野県)――といった調子だ。
こうした声を受けてJR東アプリを改修。「フィードバックは全て確認させていただき、駅候補のチューニングに活用させていただいた」という。
新版では「しぶ」で「渋谷」、「とう」で「東京」、「しな」で「品川」など、利用者の多い駅が候補上位に出るようになった。
公式Xでは「『ここはまだダメ』『ここが良くなった』など、どんな些細なことでも結構です。ご感想をいただけますと嬉しいです!」と、さらなるフィードバックを求めている。
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