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ゆめみ、JR東日本の「Suicaアプリ」内製化を支援 社内エンジニアもOJTで育成
アクセンチュアは11月20日、グループ傘下のゆめみ(東京都港区)が、JR東日本によるアプリ開発の内製化プロジェクトに協働パートナーとして参画すると発表した。2028年度にリリース予定の「Suicaアプリ(仮称)」の開発を支援する。
アクセンチュアは11月20日、グループ傘下のゆめみ(東京都港区)が、JR東日本によるアプリ開発の内製化プロジェクトに協働パートナーとして参画すると発表した。2028年度にリリース予定の「Suicaアプリ(仮称)」の開発を支援する。
支援内容には、iOS/Android向けアプリの開発に加え、OJT形式での社内エンジニアの育成や、CI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)環境の構築支援が含まれる。
アクセンチュアは25年5月にゆめみを完全子会社化しており、12月1日付で吸収合併する予定だ。ゆめみの社員約400人は、アクセンチュアで顧客体験の改善などを担う「ソング本部」に加わっており、今後もテクノロジーと人材育成の両面から、大手企業の内製化支援に取り組むという。
ゆめみの片岡俊行社長は「内製開発の導入経験やエンジニア育成の実績を余すところなく提供し、2028年度に向けたデジタル変革を後押ししていく」としている。
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