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“通常価格”に実態なし ツルハグループの通販サイトに景表法違反 原因は「メンテナンス不備」

消費者庁はドラッグストアチェーンとして知られるツルハグループの通販サイトで景品表示法に違反する行為があったと公表した。

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 消費者庁は11月28日、ドラッグストアチェーンとして知られるツルハグループの通販サイトで景品表示法に違反する行為があったとして、サイトを運営するツルハグループマーチャンダイジング(東京都港区)に対して措置命令を行った。


景表法違反となった「通常価格」(出典:消費者庁の発表文

 「ツルハグループe-shop本店」で今年2月から6月にかけ、シャンプーやハンドソープなど79商品で「特別価格」と「通常価格」を並べて表示していたが、この通常価格で販売していた実績はなかった。消費者庁は、景品表示法で禁じられている不当表示に当たるとして、再発防止や一般消費者への周知などを命じた。

 ツルハグループは同日、ツルハグループe-shop本店に「お知らせ」を掲載。「誤認を与える表示」を謝罪するとともに、違反の原因は「商品情報管理に付随したメンテナンス不備」だったと説明している。


ツルハグループマーチャンダイジングの説明(出典:ツルハグループe-shop本店

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