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H3ロケット8号機、打ち上げ後にトラブルか 第2段エンジンが早めに燃焼終了
JAXAは22日、「みちびき5号機」を載せたH3ロケット8号機を種子島宇宙センターから打ち上げたが、第2段エンジン燃焼中にトラブルが発生した模様だ。
JAXAは12月22日、「みちびき5号機」を載せたH3ロケット8号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。JAXAの公式ライブ配信では一時およそ7万5000人がその様子を見守っていたが、衛星を分離する前にトラブルが発生。状況を確認中だ(午前11時30分時点)。
打ち上げ時刻は、予定通り午前10時51分だった。H3ロケットは順調に飛行し、5分9秒後には第1段ロケットを分離。しかし、打ち明けからおよそ25分後、第2段エンジン燃焼中に「第2段エンジンが早期に燃焼を終了した」というアナウンスが入った。
さらに数分後、打ち上げ関係者に向けて「状況確認に時間を要している」という主旨のアナウンスがあり、ライブ配信は終了。本来なら打ち上げからおよそ30分後に「みちびき5号機」を分離する予定だった。JAXAは今後、詳細をWebサイトなどで公表する見込み。
みちびき5号機は、内閣府が整備中の準天頂衛星システムを構成する1機となる測位衛星。今年度内にはさらに1機を追加し、現在運用中の5機と併せて26年度から7機体制とする予定だ。
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