8mmフィルムカメラ風の「チェキ」登場 動画を撮って“手渡せる”
富士フイルムは7日、“チェキ”のハイブリッドインスタントカメラ「instax mini Evo Cinema」を発表した。
富士フイルムは1月7日、“チェキ”のハイブリッドインスタントカメラ「instax mini Evo Cinema(インスタックス ミニ エヴォ シネマ)」を発表した。8mmフィルムカメラ「フジカシングル-8」を思わせる縦型スタイルで、動画撮影に対応する。30日に発売予定で、価格はオープン。店頭では5万5000円前後になる見込みだ。
撮影した画像をデジタルで保存し、好きな画像を選んでチェキのプリントにできるハイブリッド型のインスタントカメラ。動画の撮影にも対応し、チェキプリントを使って「動画を手渡せる」点が新しい。どういうことか。
撮影した動画は、アプリ経由でクラウドにアップロードが可能。チェキプリントには、動画から切り出した静止画と動画のURLを変換したQRコードが一緒に印刷され、プリントを受け取った人がスマホなどでQRコードをスキャンするとブラウザ上で動画を視聴できる仕組みだ。動画の保存期間は2年間だが、視聴時にダウンロードすることもできるという。
新機能として、ダイヤルを合わせることで様々な時代をイメージしたエフェクトを適用する「ジダイヤル」がある。8mmフィルムをモチーフにした「1960」、カラーブラウン管テレビのような「1970」など10種類のエフェクトを用意。映像の質感に加え、ノイズやテープ揺れといった効果も加えており、それぞれ10段階でエフェクトの強弱を調整できるため、計100通りの表現が可能になっている。
富士フイルムは「それぞれの時代特有の味わいを感じられるエフェクトで、まるで過去にタイムスリップしたかのように、非日常的で特別な動画や静止画を撮影できる」としている。
専用アプリ「instax mini Evo」(iOS、Android)を使えば、撮影した動画を編集したり、映画のようなオープニングやエンディングのテンプレートを追加したりもできる。スマホで撮影した画像をチェキプリントにする「ダイレクトプリント機能」にも対応した。
外観は、同社が1965年に発売した8mmフィルムカメラ「フジカシングル-8」をモチーフにした縦型スタイルで、ダイヤル操作などアナログな操作感を目指した。8mmフィルムカメラのグリップやアイカップのようなアタッチメントやカメラケースもオプション(いずれも別売)として用意する。
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