生成AIベースになった「Alexa+」が全米で正式ローンチ 非プライム会員でもAlexa.comから利用可能
Amazonは、次世代AIアシスタント「Alexa+」の提供を全米で正式に開始した。プライム会員は追加料金なしで、強化された会話機能や予約代行などの自律型エージェント機能を利用できる。Web版「Alexa.com」やアプリからもアクセス可能で、非プライム会員向けの無料チャット体験も提供。旧世代の一部Echoデバイスは非対応だ。
米Amazonは2月4日(現地時間)、AIアシスタントの次世代版「Alexa+」の提供を全米で正式に開始したと発表した。プライム会員は追加料金なしで利用可能だ。
Alexa+は、昨年2月発表の生成AIを基盤にした音声チャット型アシスタントで、従来の「Alexa」よりも会話力が強化され、複雑な質問やスケジュール管理、予約手配、買い物支援など幅広いタスクに対応するエージェントへと進化した。約1年にわたる早期アクセステストを経て、正式ローンチに移行した。Alexaにできることに加え、家族の日程管理や、レシピの段階的な説明、レストランなどの予約やチケットの購入も可能だ。
Alexa+の利用は、「Echo」シリーズなどのAlexa対応デバイスの音声操作に加え、Webブラウザ版のAlexa.comやAlexaアプリからも可能で、音声だけでなくテキストによる対話もサポートする。
スマートホームデバイスに「Alexa, upgrade to Alexa+」と話しかけるか、Alexa.comにログインすることでプライム会員は無制限に全機能にアクセスできるようになる。Alexaに戻すこともできる。
プライム非加入ユーザーにも利用の機会が用意されている。Alexa.comおよびAlexaアプリ上で提供される無料のチャット体験でAlexa+を試用でき、応答や簡易的なAI機能の利用が可能だ。
Amazonによると、早期アクセス期間中、参加ユーザーはAlexaの2倍以上Alexa+を利用していたという。
Echoシリーズだけでなくドアベルの「Ring」や「Fire TV」などを含むAmazonエコシステム全体をサポートする。関連サイトによると、Echo Dot(第1世代)、Echo(第1世代)、Echo Plus(第1世代)、Amazon Tap、Echo Show(第1世代)、Echo Show(第2世代)、Echo Spot(第1世代)などではAlexa+は使えないようだ。Fireタブレットの場合、Fire OS 8以降を搭載している必要がある。
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